成田奈緒子箸『高学歴親という病』感想レビュー
今回も日経新聞の広告欄をみて
タイトルに惹かれたので購入してみました。
成田奈緒子氏『高学歴親という病』
非常に興味深いタイトルじゃないですか?
ページ数が少ないということと
具体例が多く、簡潔に簡単に書かれていたので、
時間にして3時間ほどで読めました
私の子供は既に大学生と高校生なので、
この本のターゲットではないと思いますが、
(小学生までの親がターゲットと想像します)
10年程前の自分はどうだったかなぁと思い出しながら読み進めました。
本中に
親が「良かれと思って」やってしまうことは
「善意の押し付け」かもしれません。
子供には子供の人格があり、
決して親の所有物ではありません。
違う人格である以上、価値観も異なります。
もっともやってはいけないことは
「価値観の押し付け」だ
と書かれています。
私が高学歴かどうかは別として
「そうだった 」
「そういうことを考えてたなぁ 」
と思い当たる節も多々ありました。
幸いにして、我が子達は健全に育ってくれましたが、誤った子育てになっていた可能性もあったかも
と考えさせられる一冊でした。
母親の子育てが中心に書かれていますが、
最近は父親の育児への関与度も高いです。
父親が読んでも参考になると思います。
こんな方が読むといいかもしれません。
○(学歴に関係なく)子育てに悩んでいる人
○頭ではわかっているけど
思い通りに子育てできていない人
○誰にも相談できない人
○子育てに悩んでいる人が周りにいる人
また「この人の子育ては何かおかしくないか?」と
疑問に思ったら、是非その人に薦めてみてください。
子育てに悩んでいる人か多いのか
この本に興味がある人が多いのか
メルカリで売ったら、2分で買われました
注目度の高い本です。