読書が苦手な私が読んだ本

私は読書が苦手です。そんな私でも読めた本をご紹介します。実際に本を読んでもらいたいのでネタバレはしないように心掛けています。このブログを読んで「読んでみよう」と思う人が1人でも増えたら嬉しいです。

安部龍太郎箸『家康(一)信長との同盟』感想レビュー

大河ドラマ “どうする家康“が始まりました。

徳川家康という人物はもちろん知っていますが、

 「どういった人生を歩んできたのか」

 「最初は"松平元康"という名だったのか」

などなど

実はよく知らないことに気がつきました

そこで本屋で見つけたのが

 安部龍太郎『家康』シリーズです

 (一)信長との同盟

 (二)三方ヶ原の戦い

 (三)長篠の戦い

 (四)甲州征伐

 (五)本能寺の変

 (六)小牧・長久手の戦い

 (七)秀吉との和睦

 (八)明国征服計画

まずは

 (一)信長との同盟

     家康(一) 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫)

ページ数は300ページを超えていますが、

文字が大きかったので怖気付かずに読めました。

巻頭に人物相関図も載っているので、

歴史小説にありがちな、

 「この人誰だっけ?」

 「この人とこの人の関係って何だっけ?」

と思っても

すぐに相関図で解決することができました。

 

昔ならではの言い回しもそこまでクセが強くなく、

簡易な表現で書かれています。

どんどん読み進めることができたので、

私は2日間で読めました。


大河ドラマとは作者は違いますし、

TVドラマと小説という違いもあるので、

全く同じではありませんが、

史実をもとに書かれているので、

大筋でのストーリーは同じです。

大河ドラマでは描き切れていない部分も

小説では描かれています。


一巻では、

 ○桶狭間の戦いでの元康の立ち居振る舞い

 ○大樹寺で自害を思いとどまった経緯

 ○瀬名や子供たちの救出

 ○信長との同盟やお市の方とのやりとり

 ○築山殿(=瀬名)との関係性

 ○息子(信康)と信長の娘との結婚

などが描かれています。

まさに

  "どうする家康"

と言いたくなるようなストーリー展開です。


ぜひ読んでみてください。