池上彰箸『世界史を変えたスパイたち』感想レビュー
書店で見つけて即買いしました。
池上彰氏
『世界史を変えたスパイたち』
2023年2月20日刊行の最新刊です。
ページ数…235ページ
常にわかりやすい解説をしてくれる池上彰氏が
スパイのことを語ってくれるなんて
池上彰氏はスパイオタクだそうです。
期待を裏切らない内容で2日間で読みました。
第1章
"ウクライナをめぐる諜報戦"
第2章
"スパイとは何か"
第3章
"東西冷戦時代のスパイ合戦"
第4章
"スパイ時代の終焉とサイバー空間での攻防"
第5章
"日本、アジアのインテリジェンスの実力とは"
で構成されていて、
アメリカの"CIA"
各国のスパイ組織が行った活動を紹介しています。
東西冷戦
9.11の同時多発テロ
アフガニスタン侵攻
直近では
ロシアによるウクライナ侵攻 などなど
世界で語られている事案の裏には
全てスパイが絡んでいるそうです
各国の大統領が自国の都合の良い方向に導くために
スパイをターゲット国に潜入させて
活動させています。
日本にもスパイは潜入しているそうです。
CIAの活動が多く取り上げていて、
"成功した事案"と"失敗した事案"とを
紹介してくれています。
失敗している事案の方が圧倒的に多いことに
ビックリしました
成功事案は表沙汰にはならないみたいですが…
映画"007シリーズ"や"ミッション・インポッシブル"で描かれているスパイ像とは少し違う印象を受けましたが、一般人では到底知ることができない世界のことを知ることができます。
池上彰氏の本は非常に読みやすいです。
以下の本は、
今、世界で起きていることを容易に理解できます。