読書が苦手な私が読んだ本

私は読書が苦手です。そんな私でも読めた本をご紹介します。実際に本を読んでもらいたいのでネタバレはしないように心掛けています。このブログを読んで「読んでみよう」と思う人が1人でも増えたら嬉しいです。

山口貴大(ライオン兄さん)箸『年収300万円FIRE』感想レビュー

今回も日経新聞の広告欄で見つけました。

山口貴大氏(ライオン兄さん)

 『年収300万円FIRE』


年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」 [ 山口 貴大(ライオン兄さん) ]

ページ数…255ページ

最近、よく耳にする“FIRE“

 Financial Independence, Retire Early

の頭文字をとって“FIRE“

 経済的自立と早期リタイア

という意味を持っています。

自分の収入や貯蓄を投資に回すことで得られる定期的な不労所得で生計が成り立っている状を“FIRE"と言います。

魅力的ですよね〜。

この本では

⚪︎ものすごいぜいたくはできないものの、

 短期間で達成可能な“FIRE"=自由な生き方

⚪︎物質的なぜいたくではなく、

 心のぜいたくを満喫できる“FIRE"の達成方法

を示したいと著者は記しています。

詳細を知りたい方は是非購読して頂きたいですが、

重要なことは

 1.貯蓄率を上げること

 2.米国株式への投資信託

を実施すること❗️

それが、早期“FIRE"を実現するためには必要、

ということだそうです。

 

貯蓄率は「年収に対する貯蓄の割合』です。

著者は貯蓄率50%を目指して欲しいと言っています。

なかなか厳しい目標数値ですよね。

もちろん50%でなくても良いのですが、

少なくなればなるほど、“FIRE"達成までの期間が長くなるということです。

“FIRE"を実現するためには

いっぱい稼いでいっぱいお金を使う「消費マインド」ではなく、お金に振り回されない自由を満喫する「フリーダムマインド」の思考パターンにしなくはいけないようです。


貯蓄率50%に近づけるために、

 ✔︎毎月の支出の見直し

 ✔︎切り詰めるところは切り詰める努力

 ✔︎少しでも収入を増やすための副業

が必要であり、そこで余剰のお金を生み出し、米国株式へ投資するという流れです。

米国株式への投資では、主に投資信託を紹介しています。

本の内容自体は難しくなく、グラフや図も多く、

読みやすかったので3時間くらいで読み終えることができました。

さて、中身の感想ですが、

早期“FIRE“を実現させるための仕組みは理解できました。

率直な感想としては

 実行に移すのはなかなかハードルが高いぞ!

です。

若い人向け、独り身の人向けに書かれている気がしました。

40代で子供の教育費を捻出するのは四苦八苦している私はどうしたらいいんだろうと悩んでしまいました。

もっと若い時から実践していたらなぁと感じました。

今でこそ、投資や資産運用などの情報が巷に溢れていて、世間でも話題になっていますが、当時はそこまででもなかったですし、自分から情報を取りに行くこともしていなかったので悔やまれます。

ですが、貯蓄率50%とは言いませんが、

ムダな支出を減らして、少しでも貯蓄に回す努力はしていきたいと思います。

 

「限られた人生、一回限りの人生。生きるためにストレスがかかる仕事に時間を取られ、我慢して生活するよりも、“FIRE"を実現させて、自由な時間とストレスフリーな生活を手に入れ、素晴らしい人生を歩みましょう!そして、それは決して難しいことではないです。」

というのがこの本が伝えたかったメッセージだと思います。

若者、独り身の人、何か自分の生活を変えたい方などは是非一読してみてください。